自身初めての釣りはアジのサビキ釣り!!
わたしの人生初めての釣りは小学校低学年の頃、父に連れて行ってもらったアジのサビキ釣りです。
スプーンでカゴに餌を詰め込んで、投げることもなくポチョンと足元に落とすだけのサビキ釣り。
落としてはすぐにプルプルと反応があるのが嬉しくて小さなアジを大量に持ち帰り、料理をする祖母・母を驚かせました。自分が釣った魚が、小さくても美味しい大量のから揚げになったのは良い思い出です。
遠投サビキにアジング
隣は釣れてるのにこちらは釣れない!?
なんて…大人になってアジ釣りの奥深さを知り、難しさを知り、
釣果につながると信じてアジ(マアジ)について調べてみました。
アジってどんな魚?
- マアジ:真鰺
- スズキ目アジ科
- 分布:日本各地
- 釣り期:通年
- 旬:春から夏
見た目の特徴
- 稜鱗(ゼイゴ/ゼンゴ)と呼ばれるとげ上の硬いうろこが側線上に発達
- しりびれの直前に二本の遊離棘
🤔『↑料理するとき、たまに刺さって痛い思いをするのはコレか!!』
鱗を取るときあまりに良くささってしまうので厚手のゴム手袋をするようになりました。軽症で済むのでオススメです。
体色により
- 真アジ:背側が黒味を帯びた濃青緑色、腹側が銀白色
- 黄アジ:湾内の浅瀬にいて全体的に黄色がかったもの(瀬つき群)
- 黒アジ:沖合いの深場にいて背側が黒っぽい(沖合回遊群)
と呼ばれます。別種との説もありましたが現在では同一種で、それぞれ冬期発生群と春夏発生群であることがわかってきたそうです。
ちなみに、
捕獲量は黒アジの方が多いが黄アジのほうが美味!
🥰『個人的には“黄アジは身が柔らかくて美味しい”ので釣れるととても嬉しいです。』
全長:普通30cm前後~最大で50cm
平均すると1歳で18cm、2歳で25cm、3歳で29cm、4歳で33cm、5歳で36cm
(2歳で半数、3歳で全てが成熟)
30cm以上のアジは尺アジと呼ばれます。あこがれです。
アジの生活
1歳以上は春夏にえさを求めて北上し、秋冬に越冬と産卵のために南下する。
産卵期:南ほど早く(1~4月)北ほど遅い(5~8月)
日本周辺の主だった系群として・・・
🤔『最初に釣り期は通年と書きましたが、こうしてみると地域により異なるかと思います。』
わたしが住んでいる地域的には…年中居るはずなんだが…経験上…冬は難しい。。
アジの語源
説。どれをとっても「美味い」ってのが語源。素敵な魚ですね。
また、大きな群れを成して、ブリやサバなどの餌になることから「海の牧草」や「海の肥やし」と呼ばれます。
🤔『アジが逃げているときにはこういった魚がいるかもですね。』
アジの食べ方
効能:動脈硬化・高血圧・肝臓病などに効果
サイズによって刺身、なめろうにさんが焼き、塩焼き、煮物、フライ
小さくてもから揚げに南蛮漬け
沢山つれたら干物やふりかけ
🥰『どれも美味しい!
しかも皮を手ではぐことができるので皮引きが出来ないわたしでも色々できるのも嬉しいところ。』
おすすめの食べ方についてはまたいつか。
今回の知識が、皆様の釣りの楽しみ・釣果の一助となりますよう。
では、皆様釣りにお出かけの際にはお気をつけて。いってらっしゃい。
おすすめ動画
【参考文献】
豊田直之(著):増補改訂版釣魚図鑑 2003 p52-53
金田禎之(著):さかな博学ユーモア事典 2011 p26-28
望月賢二(監):図説魚と貝の事典 2005 p358-359
山田吉彦(著):日本全国お魚事典 2012 p20-22
つり人者(編):「特徴仕掛けさばき方」が分かる672頁超図鑑さかな・つり検索 2020 p454