明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
1月に入って寒い日が続きますね。
こういう寒い時期に私と遊んでくれるお魚さんの代表格!
カサゴさん!!
寒くても釣れてくれる!
ワームでも釣れてくれる!
穴が当たれば短時間でも遊んでくれる!
ちょっといい感じに引いてくれる!!
素敵なカサゴさんについて紹介します。
カサゴってどんな魚?
カサゴ:笠子・瘡魚
語源:身の皮をさわると瘡(かさ:皮膚病)のようにカサカサしていることから瘡魚(カサゴ)
方言:アカゾイ(青森)、ハチメ(新潟・富山)、ガシラ・アカメバル(関西など)、アタガシ(和歌山)、ボッカア(鳥取)、ボッコ(島根)、アナガラ(隠岐)、ガガニ(高知)、アラカブ(九州)、ガラカブ(熊本)、モアルカブ(壱岐、玄海)、アカイユ(沖縄)
呼び方も沢山!Σ(゚Д゚)
きっと愛されている証拠ですね🥰
釣り動画を見ていても地方性が出ていることがあって楽しいです。
旬:夏or脂ののる冬と文献によりき
分布:北海道南部以南~東シナ海
釣り期:通年
🤔ちなみに季題は[夏]だそう
寒くて何もつれない頃に遊んでくれるお魚さんなイメージは私の偏見?
見た目の特徴
沖合い・やや深場に棲むのは赤褐色
沿岸・岩場に住むのは黒褐色
砂地に棲むのは淡褐色
など棲息環境に左右される。
さまざまな大きさの暗色斑紋、淡色斑紋が入り乱れたような模様がある。
頭部の側面には小さい棘状の突起が多くある。
背びれの棘も鋭く、毒はないとされるが注意が必要。
全長:約25cm~最大で35cmほど
カサゴと名前のつくもので、
背ビレ、腹ビレ、尻ビレに毒棘があるので注意!
🤔判断がつかない場合は素手で触らないようにしましょう。
私は基本100均の魚ばさみ使ってます。
カサゴに限らず釣り人も魚も怪我しない為にも大事。
カサゴの生活
場所:水深数m~50mぐらいまでの岩礁帯や岩礁交じりの砂地などに棲む
食べ物:イソメ類、アミ類、エビ・カニ類、小型魚類などを捕食する。
夜間にも摂食行動が見られる。
雑食で投げ入れたえさを大きな口でパクリと食べる
🥰そういえば夏は夜釣りでよい型のが釣れました
特徴:縄張り意識が強く、他のカサゴがテリトリー内に入ると噛み付くなどの威嚇行動が見られる。
同じ穴に必ず数尾いっしょにいるため、一度に何尾も釣れる。
成長:孵化後満2年で体長15~16cmに達し、成熟する
卵胎生で10~11月に交尾する。雌の体内に入った精子は卵の成熟後体内で受精し、体内で孵化した仔魚が12月~3月にかけて5000~15000尾生まれる。
多っ!!Σ(゚Д゚)
読み間違えかと思い何度も確認しましたw
カサゴの食べ方
効能:肝機能強化・骨の強化
新鮮なものはお刺身で
身を冷蔵庫で一晩寝かしたあとのものはとろけるような味覚が味わえる
小型のものはエラと内臓を取り出し、鱗を取ったものに塩コショウで軽く味付けをして、小麦粉をまぶして丸ごと唐揚げにする。
🥰私のおすすめは煮付け
簡単ですごくおいしい
今回の知識が皆様のつりの楽しみ、釣果の一助となりますよう。
では皆様釣りにお出かけの際にはお気をつけて。
いってらっしゃい。
おすすめ動画
【参考文献】
豊田直之(著):増補改訂版釣魚図鑑 2003 p13、18-19
望月賢二(監):図説魚と貝の事典 2005 p110-111
山田吉彦(著):日本全国お魚事典 2012 p51-53